「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で先週、最も読まれた記事をおさらい。2021年10月24日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。
新型コロナウイルスの新たな陽性者数がすでに2021年で最低水準まで落ち着いており、日常も非日常も少しずつ本来の姿を取り戻そうとしています。おトクなきっぷや運休列車の再開など、全国の鉄道事業者からお出かけの参考になりそうな話題が発信されています。注目を集めたのは、電車やバスの乗車、お食事やアクティビティまで非接触で楽しめる、スマートフォンの電子チケットを活用した旅の提案です。
5位: 周遊バスも乗車OK「デジタルよこすか満喫きっぷ」 グルメも観光もスマホ一つで 京急
京浜急行電鉄(京急電鉄)は、横須賀エリアを日帰りで手軽に満喫できる「よこすか満喫きっぷ」のデジタル版を2021年10月23日(土)から期間限定で発売します。三浦半島エリアの観光型MaaS(Mobility as a Service)サイト「三浦COCOON」として初めてのデジタルチケットとして登場します。
加盟店舗のメニューからそれぞれ1つ選べる「食べる券」「遊ぶ券」がセットになっており、ご当地グルメや観光スポット巡りがスマートフォン1つで可能になります。デジタル版のみのサービスとして、横須賀駅と観音崎・浦賀エリアを約35分で結ぶ期間限定の周遊バス「よこすか潮風ライナー」に乗車できるので、行動範囲が広がります。
周遊バスも乗車OK「デジタルよこすか満喫きっぷ」 グルメも観光もスマホ一つで 京急
4位: 大阪モノレール 2つの電子チケット11月から発売 平日10〜16時は500円で全線乗り放題
大阪モノレールは、スマートフォン1つで購入や利用ができる2種類のモバイル乗車券を2021年11月1日(月)〜2022年2月28日(月)の期間限定で発売します。「休日満喫1dayモバイルチケット」は土日祝日にのみ利用でき、大阪モノレール全線が1日乗り放題でおねだんは大人650円・小児300円です。「オフピークモバイルチケット」は平日10:00〜16:00のみ全線乗り降り自由となる乗車券で、大人用のみ500円で発売されます。
ジョルダン(東京都新宿区)が運営するアプリ「乗換案内」上で発売されます。地方私鉄や路面電車などで導入が進んでいるデジタル乗車券ですが、5位の京急などを含めて大都市圏でもトレンドになりそうです。
大阪モノレール 2つの電子チケット11月から発売 平日10〜16時は500円で全線乗り放題
3位: 近江鉄道 大人500円・小児100円で1日乗り放題 数量限定「ワンコインスマイルきっぷ」
東近江市をはじめとする近江鉄道沿線10市町および滋賀県が共同で実施する「近江鉄道全線乗車キャンペーン」の一環として、近江鉄道全線が1日乗り放題となる「ワンコインスマイルきっぷ」が発売されます。2021年10月22日(金)〜12月12日(日)の金・土・日曜および祝日限定で利用でき、大人500円・小児100円のワンコイン価格で発売されます。
通年発売の「1デイスマイルチケット」(大人900円・小児450円)でも十分おトクに利用できますが、さらにインパクトのある価格設定で利用促進が図られます。なお、「1デイスマイルチケット」に付随している観光施設での割引特典は「ワンコインスマイルきっぷ」では利用できません。
近江鉄道 大人500円・小児100円で1日乗り放題 数量限定「ワンコインスマイルきっぷ」次ページ: 週間アクセス2位と1位は?